BEST UPDATE
「自己ベスト 更新」の英訳をネットで検索すると「Personal best update」と出てきました。「BEST UPDATE」はここからの命名です。
2024年末から年明けにかけて脳トレに関する本を数冊読みました。川島隆太著『本を読むだけで脳は若返る』2023、『子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました』2022、『認知症の脳もよみがえる 頭の体操』2018など、川島隆太の本からは脳トレによって前頭前野が活性化させるだけではなく、それによって直接鍛えることになる計算速度や短期記憶の能力だけではなく、他の能力の向上にも効果があることが分かります。
川島の言うには、「単純な計算」と「簡単な暗記」によって前頭前野が活性化します。加えて、読書、特に「音読」をすることは脳内の各部分のつながりを良くします。
実際にドリルの一部を生活に取り入れたところ脳が快活さを増したように感じました。
ところが、海外の科学者の著作、アンデシュ・ハンセン『運動脳』2022、ジェームズ・グッドウィン『最強脳のつくり方大全』では、「脳トレは効果がない」と書かれていました。
少し考えて、ある日、脳トレと運動の両方をくっつけてみてはどうかと考えました。話は単純で、運動の後に脳トレドリルをやってみるということです。なぜそれをしたかと言えば、脳トレドリルの1つのパターンは何度かやると慣れてきて、計算速度があるレベル以上早くならない「壁」にぶち当たっていたので、それをどうしたらもっと早く、つまり脳の働きをより活性化させられるかと考えたのでした。
結果は上々。「壁」をぶち破るのに成功しました。
そしてこの経験から、次に訪れる「壁」も何らかの方法でぶち破れるような気がしました。
そして、見事その「新たな壁」をぶち破る方法が見つかりました。
この「壁をぶち破る」と「新たな壁をぶち破る」から敷衍して考えると、自己記録を更新することは、脳トレに限らず他の分野でも十分な動機付けになるのではないかと感じました。
この経験から「BEST UPDATE」=「自己ベスト 更新」こそが、様々な曲面においてその人がそのことに向かう動機付けの基礎体験になるのではないかと思いました。
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